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外資系の人材評価コンサルティング会社、キャリパージャパン株式会社は、増え続ける海外からのスパムの攻撃に悩まされていた。代表取締役CEO泉田氏と、チーム曽根氏に、UTMアプライアンスのFirebox X Edgeを導入した理由とその効果について詳しく聞いた。 |
■ ウォッチガード お客様に聞く - キャリパージャパン株式会社![]()
-- キャリパージャパン株式会社の業態についてお教えください。 本部アメリカをはじめ、世界に14カ国に拠点を持つ人材評価コンサルティング会社です。人材アセスメントツール「キャリパープロファイル」を使い、社員の潜在能力を正確に測定し、発揮できるようにお手伝いをしております。一部上場企業から中小企業まで、あらゆる業種の企業がクライアントです。キャリパージャパンは日本の独立法人で1999年に設立されました。社員は現在20名です。
-- キャリパージャパンは今回、ウォッチガードのFirebox X Edgeを導入しました。このUTMにおけるスパムメール除去機能について、これまでのところの評価をお聞かせください。 Firebox X Edgeのスパム除去機能には満足しています。テスト期間中、導入後とも全スパムメールの90%以上を除去することができています。必要十分な成果だと思っています。
-- キャリパージャパンにおけるスパムメールの現状につきお聞かせください。 メール全体の8割以上がスパムという状態です。私のところには毎日国内外から250通ほどメ ールが来ますが、うち正規のメールは30通から50通ほど。残りは全てスパムということになります。社員も私ほどではないにせよ、みな似たような状況です。-- 日本と海外、どちらのスパムが多いですか。 外資系であるということも関連しているのかもしれませんが、海外からのスパムが非常に多く、スパム全体のおよそ8割を占めています。英語のものが圧倒的ですが、他に中国語スパムも最近増えています。ドメインを見るとスペインやブラジルなどから発信されているスパムもあるようです。
-- スパムによって今までどんな被害がありましたか? 2005年頃、スパムメールを開けてウィルスに感染し、PC1台をダメにしたことがあります。キャリパーの上海オフィスとやり取りも多いので、仕事のメールと思い中国から来たメールをうっかり開いてしまったのです。開いたとたんに悪質なウィルスにやられました。ソフトがひとりでにどんどん立ち上がる。肝心なソフトが開けなくなる。更にはファイルがいろんなところへ転送される。ワクチンも効かない。 海外、特に中国のものは、こういう悪質なスパムが非常に多く危険ですね。データだけはなんとか取り出せたのが不幸中の幸いでした。 -- 他にはどんな被害が? 一番大きな被害はやはり「時間」でしょう。Firebox X Edgeを入れる前は、スパムの中から必要なメールを取り出すのに平日で数十分、週末明けの月曜などは600通ほどのメールが来ているので、受信時間と選り分けに30分以上もかかっている社員もいました。 仮にスパムメール処理にかける時間が1日平均1人15分として、社員が20名ですから週に150分、月にすると100時間がスパムによって奪われている計算になります。
-- キャリパージャパンではこれまではどんなスパム対策を取ってきましたか。 対策らしい対策は行っておらず、各社員がそれぞれ各自のメールソフトに手作業で設定していました。悪質なキーワードを抽出し、選別したスパムをゴミ箱に入れるというやり方です。 対策を考慮しはじめたのは2005年ごろです。、その頃スパムが急増してきたので、なじみの販売代理店に何かいい対策がないか聞いたところ、とあるシステムを紹介されました。しかしその導入コストは百数十万円。それは高すぎるので見送りました。 販売店のほうには手頃な価格なものがあったら紹介してほしいと頼んでいましたが、なかなかなく、2年近くそのままになっていました。
-- 今回Firebox X Edgeをお知りになった経緯を教えてください。 2007年に入り、その販売店から「いいものが出ました」とこの製品を推薦されました。テスト導入ができるというので、2週間、私と曽根、他1名の3アカウントでテストさせてもらいました。 使い始めた瞬間にスパムが受信ボックスに入らなくなったので3人で、「おお、これはいいね」と言い合ってました。 ハードとソフトが一体化しているアプライアンスという形態は非常に興味深いですね。ハードウェアであればもっと強力なのかもしれませんがコストがかかるし、ソフトウェアであれば安いけれどPC1台1台にインストールしなければならない。両者のいいところを合わせ持っている感じです。 また、どういうテクノロジーでスパムを判別するのかも興味があり伺うと、受信したメールを一度スパムのデータベースに送り、言語ではなくスパム送信者独特のパターンによりスパム判定後送り返すということ。弊社のように日本語以外のスパムが多い会社には合っていると思いました。 ※Firebox X Edgeがスパムメールを判別する仕組み ![]()
-- テスト後はすぐに導入をされたのですか。 はい。すぐ導入を決めました。考える価格でもありませんでしたので、他の製品との比較検討もしておりません。
-- Firebox X Edgeの評価すべき点を教えてください。 以下の3つが評価できる点です。 1、スパムメール除去に非常に有効で判別も正確 2、価格が手頃 3、ユーザーが無制限
-- では順番に伺っていきます。「スパムメール除去に非常に有効で判別も正確」とは。 詳しく割合は見ていませんが、スパム除去の効果は9割ぐらいあります。そしてそれ以上にいいのは、正規メールがスパムと間違ってみなされてしまう率が非常に低い。約3万通分の1通だそうです。私の場合、今はもうスパムフォルダにたまったメールは確認もせず即削除してるぐらい、その正確さに関して信用しています。
-- 2番目、「価格が手頃」とは、具体的には。 以前提案されたシステムが100万以上だったのに対し、今回かかったコストは本体と1年間のライセンス、設置料を合わせても30万円台。 社員1人当たりで計算すると初年度は年間2万円弱、月当たり1600円ほどです。今まで月間100時間をスパム処理で奪われていたことを考えれば納得できるコストです。
-- 3番目、「ユーザーが無制限」である、というのは具体的には。 アンチスパムやアンチウィルスのソフトウェアの場合、ユーザーアカウントを増やすごとに課金されるものがほとんど。でもこれは何人で使っても同じ価格。今後社員を増員していきたい経営者にとっては魅力的ですね。
-- Firebox X Edgeはどんな企業に向いていると思われますか? (曽根)海外からのスパムに悩まされている企業に向いていると思います。外国から来るメールはスパムしかあり得ない、という会社であれば日本語以外のメールは全てシャットアウトするという対策ができます。でもそれができない弊社のような会社であれば、Firebox X Edgeはとても有効だと思います。 -- 今後のウオッチガードへの期待があれば教えてください。 (泉田)自宅でも同様にスパムメールに悩まされています。Firebox X Edgeを家庭用に更に小型でリーズナブルなタイプで販売を検討していただければと思います。 承りました。お忙しい中、有り難うございました。 ※ キャリパージャパン株式会社のWebサイト ※ 取材日時 2007年6月 |