LiveSecurityサービス / Standard Supportサービス サブスクリプション、その他ライセンスが失効した際の動作について

LiveSecurityサービス / Standard Supportサービス サブスクリプション、その他ライセンスが失効した際の動作について

ウォッチガードの製品は、セキュリティ対策の製品であることから、セキュリティサービスサブスクリプション及びStandard Supportサービスのライセンス契約は、途切れることなく、常に有効な状態であることが重要です。
セキュリティサービスサブスクリプション及びStandard Supportサービスのライセンス契約が途中で、中断されることがないように、ライセンス契約は常に有効期限前に更新手続きを行ってください。万一、ライセンスの有効期限が失効し、契約期日を過ぎてしまった場合、新たにライセンス契約が更新されるその開始日は、これまで有効だったライセンス契約の有効期限日に自動的に最大6か月間まで遡ります。

<遡り期間は最大6ヶ月となります>

  1. ライセンス契約の有効期限が失効してから6ヶ月以内に再度ライセンス契約を更新する場合、その開始日は、これまで有効であったライセンス契約の有効期限日に自動的に遡ります。
  2. ライセンス契約の有効期限が失効してから6ヶ月以上経過後に、再度ライセンス契約を更新する場合、その開始日は、製品を登録した日より、6ヶ月前に遡ります。

補足資料をご確認ください。
補足資料:新しいポリシー:失効ライセンスの遡りについて

備考:

  1. Standard SupportからBasic又はTotal Security Suiteに、 Basic Security SuiteからTotal Security Suiteにアップグレードしていただく場合は、新たにライセンス契約が更新される為、ライセンスの開始日は、製品を登録した日になります。この場合、例えライセンス契約が失効していたとしても、ライセンス更新日は過去に遡りません。
  2. 従来の遡りライセンスの扱いについて: これまでは、ライセンス契約が失効し30日以上が経過してしまった場合、再登録のためのReinstatement ライセンスのご発注が必要でしたが、新しいポリシーに基づき今後不要となります。

その他ライセンスが失効した際の動作について

セキュリティ サービス終了時の動作

登録サービスの有効期限が切れると、そのサービスは使用できなくなり、構成オプションが無効になります。
各登録サービスの有効期限が切れた時の特定動作は以下の通りです。

Gateway AntiVirus サービス終了時:Gateway AntiVirus のシグネチャ更新が直ちに停止します。

Gateway AntiVirus により、ウイルスの検出とブロックが直ちに停止します。 Gateway AV がまだ有効であるが有効期限が切れたときデバイスが Gateway AV のスキャンを実行しようとすると、AntiVirus プロキシ アクションの設定に基づいて、デバイスが、スキャン エラーを発生した時と同じ動作となります。 また、スキャン エラーもログ ファイルに送信されます。
Gateway AntiVirus 構成オプションは Policy Manager で無効になりますが、Gateway AntiVirus を有効にしたポリシーの場合 Gateway AntiVirus を無効にする機能だけは残ります。
Gateway AntiVirus 構成オプションは Fireware XTM Web UI で無効になります。
Intrusion Prevention System (IPS)

IPS サービス終了時:IPS のシグネチャ更新は直ちに停止されます。

IPS は、侵入の検出機能とブロック機能を直ちに停止します。
Fireware XTM v11.0 – v11.3.x では、IPS が有効であるが有効期限が切れたときにデバイスが IPS スキャンを実行しようとすると、デバイスがコンテンツを許可し、スキャン エラーをログ ファイルに送信します。
Fireware XTM v11.4 以上では、IPS の構成オプションは Policy Manager で無効になります。
Fireware XTM v11.0 – v11.3.x では、IPS 構成オプションは Policy Manager で無効になりますが、IPS を有効にしたポリシーの場合 IPS を無効にできる機能だけは残ります。
IPS 構成オプションは Fireware XTM Web UI で無効になります。

WebBlocker サービス終了時:WebBlocker サーバーの更新が直ちに停止します。

WebBlocker は、Web コンテンツのスキャン機能を直ちに停止します。
この ライセンスのバイパス WebBlocker 構成の設定に基づいて、WebBlocker のサービスの有効期限が切れると、WebBlocker を有効にしたポリシーによってすべての Web サイトへのアクセスが許可または拒否されるかが制御されます。 既定では、WebBlocker のサービスの期限が切れるとき、WebBlocker を有効にしたポリシーは、すべての Web サイトへのアクセスが拒否されます。
WebBlocker 登録の有効期限が切れると、サーバーの有効期限が切れる前に既定のライセンスのバイパスの設定を変更しなかった場合、WebBlocker がすべての Web サイトへのアクセスをブロックします。 サービスの有効期限が切れた後で、ライセンスのバイパスの設定を変更することはできません。 サービスの有効期限が切れ、WebBlocker によってすべての Web サイトへのアクセスがブロックされた場合、WebBlocker を有効にした各ポリシーに対して WebBlocker を無効にするか、または WebBlocker サービスを更新して、アップデート済みの機能キーをインポートする必要があります。
WebBlocker 構成オプションは Policy Manager で無効になりますが、WebBlocker を有効にしたポリシーの場合 WebBlocker を無効にする機能だけは残ります。
WebBlocker 構成オプションは、Fireware XTM Web UI で無効になります。

spamBlocker サービス終了時:spamBlocker は、スパム機能のブロックを直ちに停止します。

spamBlocker 構成オプションは Policy Manager で無効になりますが、spamBlocker を有効にしたポリシーの場合 spamBlocker を無効にできる機能だけは残ります。
spamBlocker 構成オプションは、Fireware XTM Web UI で無効になります。

Reputation Enabled Defense サービス終了時:Reputation Enabled Defense は、レピュテーションの確認を直ちに停止します。

Reputation Enabled Defense 構成オプションは Policy Manager で無効になりますが、Reputation Enabled Defense を有効にしたポリシーの場合 Reputation Enabled Defense を無効にできる機能だけは残ります。
Reputation Enabled Defense 構成オプションは、Fireware XTM Web UI で無効になります。

Application Control サービス終了時:Application Control のシグネチャ更新は直ちに停止します。

Application Control は、アプリケーションの識別機能とブロック機能を直ちに停止します。
Application Control 構成オプションが Policy Manager で無効になります。
Application Control 構成オプションが Fireware XTM Web UI で無効になります。