分散型エンタープライズとは
すべての業種・業態の一般企業は企業の拡大に伴い、より分散型な形態に発展する傾向があります。従業員による本社ネットワークへのリモート接続に加え、本社と事業所や地方拠点などとのセキュアな接続が必要となります。特に流通・販売、病院・医療関係、金融関連企業では中央エンティティと独立した拠点間のセキュアなネットワーク接続は大きな課題となっています。
セキュリティの課題
従来の組織レベルでのネットワークセキュリティを維持してきた分散型エンタープライズ企業は、分散した拠点との通信のセキュリティを早急に確保する必要があります。また、それらの分散した拠点が独立した事業拠点として運営している場合には、各拠点での支払いデータや顧客情報などを保護し、無線LANネットワークのセキュリティも重要となります。
管理性と可視化の課題
分散型エンタープライズ企業にとって、セキュリティ機能の実装に加え、セキュリティの集中管理とリアルタイムでの可視化も重要となります。集中的に管理されたセキュリティポリシーは必須条件です。また、分散拠点にセキュリティ担当者を配置する事は難しいため、企業内のすべてネットワークに関するセキュリティレポート、セキュリティ監視、そしてビジネスインテリジェンスを集中管理する事はコンプライアンス上、とても重要となります。
分散型エンタープライズのためのウォッチガードの
ネットワークセキュリティ対策
分散型エンタープライズは、ウォッチガードのポートフォリオであるFirebox 統合セキュリティアプライアンス（UTM）と無線LANアクセスポイントを活用することで、拠点に専任の技術者を必要とせずにエンタープライズクラスのネットワークセキュリティとセキュアな無線LAN環境を容易に設定、導入、管理が可能となります。ベストオブクラスのセキュリティ機能、容易なセキュリティの導入に加えて、WatchGuardのスレッドインテリジェンスプラットフォームであるWatchGuard Dimensionにより、組織全体のネットワークの集中管理と可視化を提供します。
ネットワークの可視化により、ネットワーク状態の把握と管理、コンプライアンスの遵守、そしてネットワーク上のセキュリティの脅威の認識と対応を可能にし、プロアクティブなビジネスの意志決定を支援します。
分散型エンタープライズへのウォッチガードソリューションの展開
ウォッチガード製品による分散型エンタープライズの保護（特徴）
- 統合型セキュリティのアプローチ－ウォッチガードの統合型セキュリティアプライアンスは、ベストオブクラスのネットワークセキュリティ機能を、信頼性の高い高性能プラットフォームに統合して提供します。そして、エンタープライズクラスのセキュリティとシンプルさを提供します。
- 集約された可視化－WatchGuard Dimensionは、ネットワーク内のすべてのサイトと接続されたデバイスのトラフィックを監視し、統合されたビューを提供します。そして、可視化機能はネットワークの健全性、脆弱性の検知、コンプライアンス遵守に関するレポート、ビジネスインテリジェンスなどに活用が可能です。
- 集中管理－ウォッチガードは、ネットワークおよびネットワークセキュリティアプライアンスを管理するための単一のプラットフォームを提供し、集中したセキュリティポリシーの策定・導入・管理を支援し、より費用対効果が高い効果的なソリューションを提供します。
- 容易な導入－WatchGuard RapidDeploy機能により、アプライアンスの構成作業を事前に設定する事で、技術者によるリモートでの導入作業が不要となります。
- 安全なワイアレス－すべてのWatchGuard FireboxはWatchGuardアクセスポイントの管理用コントローラとして動作します。そして、ベストオブクラスのセキュリティ機能を無線LANネットワークに拡張するだけでなく、ネットワーク管理者にネットワークセキュリティおよび無線LANネットワーク管理の統合化された管理環境を提供します。
ウォッチガードの分散エンタープライスソリューション
すべてのFirebox製品は、集中化された可視化機能、集中化された管理、容易な導入・展開を提供し、分散型エンタープライズが直面する課題を解決します。
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