2025/12/19

ウォッチガード、拡張性の高い統合型セキュリティを実現する 次世代Firebox Mシリーズを提供開始

2025年12月19日(金)

ウォッチガード、拡張性の高い統合型セキュリティを実現する
次世代Firebox Mシリーズを提供開始

高性能ファイアウォール、ゼロトラストネットワークアクセス、
エンタープライズグレードの統合型セキュリティプラットフォームが連携

2025年12月19日(金) – 企業向け統合型サイバーセキュリティソリューション(ネットワークセキュリティ/セキュアWi-Fi/多要素認証/エンドポイントセキュリティ)のグローバルリーダーであるWatchGuard(R)Technologiesの日本法人、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長 谷口 忠彦、以下ウォッチガード)は、次世代Fireboxラックマウントアプライアンス「Firebox Mシリーズ」の発売を発表しました。新モデルは拡張性、パフォーマンス、導入のシンプル化を追求して設計されており、MSPやその顧客に対して、拡大するネットワークと昨今のハイブリッド環境向けに構築されたエンタープライズグレードのセキュリティを提供します。

Firebox Mシリーズは、ウォッチガードのUnified Security Platform(R)(統合型セキュリティプラットフォーム)とシームレスに連携し、セキュリティサービスをすべて有効にした状態でも持続的な高スループットを実現します。リモートワーカーの保護機能は、ウォッチガードのクラウドネイティブ型ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)ソリューションFireCloud Total Access1により組み込まれています。

ウォッチガードのネットワークセキュリティ担当バイスプレジデントの Jay Lindenauer(ジェイ・リンデナウアー) は、次のようにコメントしています。「新シリーズは単なるハードウェアの更新ではなく、パフォーマンスとプラットフォーム機能を飛躍的に進化させています。次世代Firebox Mシリーズはネットワーク速度を大幅に向上させ、拡張されたUnified Security Platform(統合型セキュリティプラットフォーム)およびFireCloudとの連携により、今日の複雑なネットワークの保護と簡素化を実現する理想的なファイアウォールソリューションとなります。」

優れたパフォーマンスを損なわずにスケーラブルな保護機能を実現

Mシリーズは従来のモデルと比較して最大2倍のパフォーマンスを実現し、ハードウェアの交換を必要とせずにビジネスニーズに合わせて拡張可能であり、主な特長は以下の通りです。

  • マルチギガビットおよびSFP/SFP+の接続性: 各インターフェイスあたり計最大10 Gbpsを全ラインナップで標準装備しており、追加モジュールやスイッチは不要です。
  • Intel搭載のアーキテクチャ: 完全なインスペクションとすべてのセキュリティサービスが有効化された状態でも一貫したパフォーマンスを保証します。
  • FireCloud Total Access: ZTNAサポートにより、導入時から安全なリモートユーザーアクセスを実現します。
  • 柔軟なライセンスとシームレスなアップグレード: ファームウェアのアップデートと各サービスを追加することで機能を拡張することができ、新たなハードウェアは不要です。
  • サステナブルな設計: 包装材の削減、リサイクル可能な素材、そして省エネ設計は、ウォッチガードの気候変動対策への取り組み(Climate Pledge)を支えています。

組織ごとのニーズに対応

Mシリーズの新ラインナップは前世代の4モデルから5モデルに拡大し、多様な導入シナリオに対応できるよう設計されています。

  • M295: テーブルトップ型ファイアウォールからのアップグレードを目的とした、中小企業や地域オフィス向けに設計されています。
  • M395: 複数拠点を持つ中堅/中小企業(SME)や小売環境に最適であり、性能と予算のバランスが最適化されています。
  • M495: 教育、ヘルスケア、および同様の規制が厳格な分野のコンプライアンスに対応した保護機能を提供します。
  • M595: 製造業や公共組織におけるハイブリッド環境向けに構築されています。
  • M695: MSPホストおよびデータ集約型のユースケース向けに、オプションの冗長電源を備えたトップクラスのパフォーマンスを実現しています。

すべてのFirebox Mシリーズモデルは WatchGuard Cloud と連携し、集中管理、 ThreatSync によるXDR対応の検知、そして AuthPoint MFA によるゼロトラスト認証の適用を実現します。

ウォッチガードのパートナー BOC IT – Security GmbH のCEOである Maik Lumler氏 は以下のように述べています。「お客様は成長に適応可能なセキュリティを期待しており、Firebox Mシリーズはその期待に応えてくれます。旧モデルから少なくとも2倍のパフォーマンスを実現し、シームレスに移行可能なため、業務を中断させることなく要件に応えることが可能です。将来を見据えたソリューションでありながら、予算に合った価格帯を実現しています。」

業界からの高評価とグローバル規模の信頼性

GartnerIDCをはじめとする主要なアナリスト企業から認められ、Fireboxシリーズは世界中の約17,000のMSPから信頼されています。NetSecOPENの標準手法を用いた独立テストにより、Firebox Mシリーズは各種セキュリティ機能を有効にした場合に生じる負荷環境においても、一貫したスループットを維持することが確認されています。

複雑なアドオンや隠れたコストを伴うベンダーとは異なり、ウォッチガードはゲートウェイアンチウイルス、spamBlocker、クラウドログの保持といった必須機能を提供します。予測可能な価格設定と総合サービスにより、MSPや中堅/中小企業は余分なコストをかけずにエンタープライズグレードの保護機能を利用できます。

Firebox Mシリーズは、ウォッチガードのグローバルパートナーネットワークを通じて提供開始しました。また、期間限定で新規のMシリーズ導入顧客には FireCloud Total Accessライセンス が付与され、導入時からZTNA機能が利用可能となります。

本リリースは、FireCloud Total AccessおよびFireboxの新テーブルトップシリーズの発売に続くもので、あらゆる規模のネットワークを、スケーラブルな統合型セキュリティで保護するというウォッチガードの取り組みを強化するものです。

1期間限定で、Firebox購入時に特別プロモーションとしてZTNA(10ライセンスを0.10ドルで提供)が付帯されます。本オファーには利用規約が適用されます。

*本資料は、本社が発表したプレスリリースの翻訳版です。

【WatchGuard Technologiesについて】

WatchGuard(R)Technologies, Inc.は、統合型サイバーセキュリティにおけるグローバルリーダーです。ウォッチガードのUnified Security Platform(TM)(統合型セキュリティプラットフォーム)は、マネージドサービスプロバイダー向けに独自に設計されており、世界トップクラスのセキュリティを提供することで、ビジネスのスケールとスピード、および運用効率の向上に貢献しています。17,000社を超えるセキュリティのリセラーやサービスプロバイダと提携しており、25万社以上の顧客を保護しています。ウォッチガードの実績豊富な製品とサービスは、ネットワークセキュリティとインテリジェンス、高度なエンドポイント保護、多要素認証、セキュアWi-Fiで構成されています。これらの製品では、包括的なセキュリティ、ナレッジの共有、明快さと制御、運用の整合性、自動化という、セキュリティプラットフォームに不可欠な5つの要素を提供しています。同社はワシントン州シアトルに本社を置き、北米、欧州、アジア太平洋地域、ラテンアメリカにオフィスを構えています。日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、多彩なパートナーを通じて、国内で拡大する多様なセキュリティニーズに応えるソリューションを提供しています。詳細は https://www.watchguard.co.jp をご覧下さい。

さらなる詳細情報、プロモーション活動、最新動向はX(旧Twitter)(@WatchGuardJapan)
Facebook(@WatchGuard.jp)、をフォローして下さい。また、最新の脅威に関するリアルタイム情報やその対策法はSecplicityJPまでアクセスして下さい。

SecplicityJP: https://www.watchguard.co.jp/security-news

※WatchGuardは、WatchGuard Technologies, Inc.の登録商標です。その他の商標は各社に帰属します。

カテゴリー: プレスリリース
WatchGuardはIKEv2 VPNの脆弱性(CVE-2025-14733)に対応済みです。FirewareOSの更新をお願いします。(2025/12/19)