2015/09/16

ウォッチガードとSecuLynx、未知のマルウェア感染端末の即時遮断(強制排除)ソリューションを共同開発

2015年9月16日
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社
SecuLynx株式会社

ウォッチガードとSecuLynx、未知のマルウェア感染端末の即時遮断(強制排除)ソリューションを共同開発

入口対策と内部/出口対策をシームレスに連携させることで、企業/団体の情報漏えいリスクを圧倒的に削減

2015年9月16日(水)-企業向け統合型セキュリティアプライアンスのグローバルリーダであるWatchGuard(R) Technologiesの日本法人である、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長執行役員 根岸正人、以下ウォッチガード)とSecuLynx(セキュリンクス)株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 久田正美、以下SecuLynx)は、両社の製品を連携させ、未知のマルウェア検知から社内のマルウェア感染PCの特定・遮断までを自動化する、情報セキュリティの包括的な新ソリューションを共同で開発したと発表しました。本ソリューションは、SecuLynxの不正機器接続防止製品「IntraPOLICE II」のバージョンアップの一環として、2015年10月15日(木)から提供開始する予定です。

近年増加傾向にある標的型攻撃への対策は、マルウェアの社内ネットワーク侵入を検知する「入口対策」に加え、マルウェアが社内ネットワークに侵入した場合に、マルウェア感染PCの早期特定や迅速な遮断(強制排除)を行うための「内部対策」が求められています。

SecuLynxのIntraPOLICE IIは機密情報漏洩対策の基本となる、未承認端末(不正機器)の検出と即時遮断を行う製品となっています。ウォッチガードの企業内ゲートウェイとなる次世代ファイアウォール「Firebox」と連携することで、未知のマルウェアに感染した端末の特定及び遮断の高速化と自動化を実現し、二次感染による被害拡大や情報漏えいのリスクを低減します。

IntraPOLICE IIはセグメントごとに設置されるアプライアンス製品「IntraPOLICE IIセンサ」とIntraPOLICE IIセンサを管理するソフトウェア「IntraPOLICE IIマネージャ」で構成されています。各セグメントに設置されるIntraPOLICE IIセンサは、セグメント内を流れるすべてのARPパケットを受信し、ARPパケットに含まれるMACアドレスとIPアドレスをもとに未承認PC(=不正PC)を検知すると、強制排除し、IntraPOLICE IIマネージャを介して管理者に通報します。

【希望小売価格】

IntraPOLICE IIセンサ 150,000円(税別)
IntraPOLICE IIマネージャ 280,000円(税別)

詳細は各担当者にお問合せください。

(SecuLynx株式会社 代表取締役社長 久田正美)

「IntraPOLICE IIは、不正機器接続防止製品として『シンプル、かつパワフル』といったモチーフによりこれまで多くの企業や団体様にご導入いただいてきました第二世代の製品です。情報漏えい対策と言えば、一昔前では外部からの攻撃というよりも内部に不正なPCが接続され、機密情報が抜き取られることを防止することに注目が集まりましたが、昨今の外部からの標的型攻撃の増加に伴い、侵入された場合に不正ではない社内の通常のPCの感染をいかに迅速に検知し、情報の流出を防ぐかが重要となってきています。ウォッチガードの強固なファイアウォールと連携することで、感染PCを即時に遮断することが可能になります。」

(ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社 社長執行役員 根岸正人)

「情報セキュリティ対策に100%はなく、外部ネットワーク上からの攻撃の阻止、加えて万が一社内ネットワークに侵入した場合の機密情報の漏えいリスクを最大限抑制する必要があります。ウォッチガードの未知のマルウェアなどの侵入を防止するベストオブブリードの次世代ファイアウォールと、SecuLynx のゼロデイマルウェア感染PC遮断ソリューションを組合せることで、まさにアジリティ(敏捷性) に優れた入口/出口対策と内部対策の両方を兼ね備えたトータルセキュリティソリューションが完成します。」

ウォッチガードとSecuLynxは、今回の新ソリューションのキャンペーンの一環として以下の展示会にてデモをご紹介する予定です。

(イベント) ITpro EXPO 2015: SECURITY & GOVERNANCE 2015
(日時) 2015年9月30日(水) – 10月2日(金)(10:00-17:30)
(会場) 東京ビッグサイト ウォッチガードブース内(小間番号:18-16)
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「IntraPOLICE IIセンサ」
*詳細はhttp://seculynx.co.jp/をご覧下さい。
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「Firebox M500」
*詳細はこちらをご覧下さい。
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(ソリューションイメージ図)
【Seculynx(セキュリンクス)株式会社について】

SecuLynx株式会社は、パナソニックのベンチャー支援制度「パナソニック・スピンアップ・ファンド」を活用し、2014年12月1日に設立されました。SecuLynx株式会社は、情報漏洩リスクを最小限にする製品やサービスを提供することで、企業や家庭に安心・安全を提供することを企業理念に、機動性を活かした経営で新規事業を創出してまいります。当面は企業・法人や官公庁などを対象にした製品販売を重点におき、将来は蓄積した技術やノウハウを家電分野にも応用することを目指しています。

【WatchGuard Technologiesについて】

WatchGuard(R) Technologiesは、業界標準ハードウェア、ベストオブブリードセキュリティ、ポリシーベースの管理ツールを独自アーキテクチャにより統合したビジネスセキュリティソリューションを提供するグローバルリーダとして、全世界の企業にセキュリティソリューションを提供しています。ウォッチガード製品は、複数のセキュリティサービス、シングルコンソールによる導入と管理、インテリジェントに統一された脅威管理を統合し、すべての規模の企業に安全なビジネスの継続を支援しています。本社を米国ワシントン州シアトルに置き、北米、ヨーロッパ、アジアパシフィック、ラテンアメリカに支社を展開しています。日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、多くのパートナーを通じて、アプライアンス製品、セキュリティの「可視化」、セキュリティとネットワークの「管理」など拡大するニーズへのソリューションを提供しています。詳細は http://www.watchguard.co.jp をご覧下さい。

WatchGuardは、WatchGuard Technologies, Inc.の登録商標です。その他の商標は各社に帰属します。

【本プレスリリースに関するお問合せ】
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社
〒106-0041
東京都港区麻布台1-11-9 BPRプレイス神谷町5階
マーケティング担当:堀江
Tel: 03-5797-7205
Fax: 03-5797-7207
Email: jpnsales@watchguard.com
URL: http://www.watchguard.co.jp