2022/05/20

Vector Capitalがウォッチガードに追加投資

2022年5月20日(金)

Vector Capitalがウォッチガードに追加投資

MSPのセキュリティプラットフォームを目指すウォッチガードの使命を引き続き支援

2022年5月20日(金)- 企業向け統合型セキュリティソリューション(ネットワークセキュリティ/セキュアWi-Fi/多要素認証/エンドポイントセキュリティ)のグローバルリーダーであるWatchGuard(R)Technologiesの日本法人、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長 谷口 忠彦、以下ウォッチガード)は本日、Vector Capitalが新たに大規模な株式投資を行い、Francisco Partnersおよびその他の共同投資家がこれまで保有していた持分を取得し、ウォッチガードの大株主となる正式契約を締結したことを発表しました。財務条件は明らかにされていません。

1996年に設立されたウォッチガードは、25年以上にわたってエンタープライズグレードのセキュリティをあらゆるタイプの組織に提供してきました。ベストオブブリードのセキュリティ製品/サービスを提供し、マネージドサービスプロバイダ(MSP)がこれらのソリューションを容易に導入・管理できるようにするといった独自の取組みにより、高度なサイバーセキュリティを牽引してきました。

これまでVector CapitalとFrancisco Partnersが10年以上にわたって共同出資しており、その間にウォッチガードは信頼できるネットワークセキュリティベンダーから本格的なサイバーセキュリティプラットフォームプロバイダへと変貌を遂げました。現在、ウォッチガードのUnified Security Platform™(統合型セキュリティプラットフォーム) は、17,000以上のMSPが利用しており、世界25万社以上の企業におけるビジネス環境、ユーザー、ネットワークを保護しています。

Vector Capitalは、これまでの出資を生かし、ウォッチガードの経営陣と提携し、同社の成長をさらに加速させることができる立場にあります。ウォッチガードは、クラウドトランスフォーメーション、セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)、拡張型検知/レスポンス(XDR)、マネージド型検知/レスポンス(MDR)、そしてMSP向けのセキュリティオートメーションとシンプル化のさらなるイノベーションをはじめとした重要分野への投資を継続していきます。

ウォッチガードのCEO、Prakash Panjwani(プラカッシュ・パンジワニ)は次のように述べています。「Vectorは、ウォッチガードのポートフォリオ、パートナー、従業員、そしてビジョンを固く信じています。今回のトランザクションは、ウォッチガードの現在の成功と今後のチャンスを証明するものです。Vectorは、MSPコミュニティを通じてセキュリティを提供するといった当社の企業文化やコミットメントを堅持しつつ、ウォッチガードの成長戦略をさらに加速させる上で最適な立場にあると確信しています。」

Vector Capitalの創業者でマネージングディレクタ兼CIOのAlex Slusky(アレックス・スラスキー)氏は、「10年以上前にウォッチガードの社員、パートナー、そして顧客とともに開始したジャーニーを続けられることを喜ばしく思っています」とコメントしています。「私たちは、ウォッチガードの経営陣とともに築いてきた成功の基盤を誇りに思うとともに、同社の成長と変革の次の段階を後押しすることを楽しみにしています。」

また、Vector CapitalのマネージングディレクタであるSandy Gill(サンディー・ジル)氏は、以下のように語っています。「MSPはセキュリティを提供するための未来を代表する存在ですが、成功するためには、彼らのニーズに合わせて構築された専用のプラットフォームが必要です。ウォッチガードは、Unified Security Platform(統合型セキュリティプラットフォーム)をMSPに提供することにより、市場をリードするユニークな立場にあります。我々は、セキュリティを重視するMSPに、ビジネスを構築するための1つのベンダー、1つのプラットフォーム、そして1つのビジョンを提供するという会社の使命のために、組織および出資の面でさらに支援していくことを楽しみにしています。」

Francisco PartnersのパートナーであるBen Ball(ベン・ボール)氏は、「ウォッチガードは、関連性の高い製品ポートフォリオ、強力なパートナーエコシステム、そして優秀な従業員チームにより、我々の共同出資の下でサイバーセキュリティのリーディングカンパニーとしての地位を確立してきました」と述べています。「我々は、ウォッチガードの変革を支援する役割を誇りに思いますし、業界が最も必要としているときに、シンプル化されたセキュリティへの道を切り開き続ける同社の継続的な成功を見守ることを楽しみにしています。」

このトランザクションは、慣習的な条件に従い、2022年第3四半期末までに完了する予定です。

Barclaysが、ウォッチガードのファイナンシャルアドバイザーを、そしてSidley Austin LLPとRichards, Layton & Fingerがウォッチガードの法律顧問を務めており、Kirkland & Ellis LLPがVector Capitalの法律顧問を務めています。

Vector Capitalについて

Vector Capitalは、サンフランシスコに拠点を置く世界有数のプライベートエクイティおよびクレジット投資会社であり、テクノロジーおよびテクノロジーを活用したビジネスへの革新的な投資にフォーカスしています。同社は1997年に設立され、プライベートエクイティおよびクレジット戦略全体において、大学基金、財団、金融機関など様々な投資家から預かっている約40億ドルの資金を管理しています。また、規律ある評価アプローチと深い事業経験により、競争力のあるリターンを生み出し、約25年にわたる成功実績を確立しています。 詳細については、www.vectorcapital.comをご覧下さい。

Francisco Partnersについて

Francisco Partnersは、テクノロジーおよびテクノロジーを活用したビジネスとの提携に特化した、世界有数の投資会社です。20年以上前に設立されて以来、Francisco Partnersは400社以上のテクノロジー企業に投資しており、テクノロジー業界で最も活発で長年の実績を持つ投資家の1つとなっています。運用資産は380億ドル以上で、その深い分野別知識と業務上の専門知識によって企業が潜在能力を最大限に発揮できるような機会に投資しています。詳細については、www.franciscopartners.comをご覧下さい。

【WatchGuard Technologiesについて】

WatchGuard(R)Technologiesは、ネットワークセキュリティ、セキュアWi-Fi、多要素認証、そしてネットワークインテリジェントを提供するグローバルリーダとして、全世界で約10,000社の販売パートナーとサービスプロバイダより80,000社以上の企業にエンタープライズクラスのセキュリティ製品とサービスを提供しています。ウォッチガードのミッションは、中堅・中小企業や分散型企業を含むすべての企業がエンタープライズレベルのセキュリティをシンプルに利用できるようにすることです。本社を米国ワシントン州シアトルに置き、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地区、中南米に支社を展開しています。日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、数多くのパートナーを通じて、国内で拡大する多様なセキュリティニーズへのソリューションを提供しています。詳細は https://www.watchguard.co.jp をご覧下さい。

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SecplicityJP: https://www.watchguard.co.jp/security-news

※WatchGuardは、WatchGuard Technologies, Inc.の登録商標です。その他の商標は各社に帰属します。

カテゴリー: プレスリリース

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