アプリケーション制御Application Control

アプリケーションのきめ細かな制御

すべての規模の組織は、さまざまなアプリケーションに依存して日常業務を行っています。しかし、承認された安全なアプリケーションのみが組織のネットワークで使用されるようにするにはどうしたらよいでしょうか。WatchGuard Application Controlを利用すれば、アプリケーションの使用を制限し、業務と関連性のない非生産的なアプリケーション、不適切なアプリケーション、および危険なアプリケーションをネットワークから排除できるようになります。

WatchGuard Application Controlは、Fireboxを経由するトラフィックを検査し、構成可能なアプリケーションリストに合致するトラフィックパターンを識別します。その後に、アプリケーション制御によって、ポリシー構成に基づき、接続を許可、拒否、または制限します。

主な機能

  • 最もよく使用されている1,800以上のアプリケーションを管理し、カテゴリ別に整理
  • 個々のサブ機能を含めて、アプリケーションを許可、ブロック、または制限
  • きめ細かなポリシーをユーザ、グループ、スケジュールごとに簡単かつ素早く適用
  • スロットル制限を設定して、ビジネスに不可欠なアプリケーションのために十分な帯域幅を常に確保
  • 自動更新によって新しいアプリケーションとバージョンをインストール
  • WatchGuard Dimensionとのシームレスな統合により、完全な可視化を実現

リスクを最小限に抑え、
生産性を最大限に拡大

「いつ」、「誰が」、「何を」、「どこで」、「何のために」、「どのように」アプリケーションをネットワークで使用できるようにするかを見極めることは、容易ではありません。WatchGuard Application Controlは、広範なネットワーク全体にわたってセキュリティを強化し、企業の業績に直接影響する生産性の向上に貢献します。IT管理者は、Webや業務アプリケーションへのアクセスを簡単に監視および制御して、ポリシーの適用、従業員の生産性の改善、危険なアプリケーションの使用に伴う潜在的なセキュリティの脅威からネットワークを保護するといったことができるようになります。また、管理者は、ファイル転送、メディア機能とチャット機能、ピアツーピア接続を含めたアプリケーション内のサブ機能単位でブロックすることも可能です。

ビジネスに不可欠な重要な
アプリケーションのための帯域幅を確保

他のアプリケーションにより、大量のネットワーク帯域幅が使用され、重要な業務アプリケーションに利用できる帯域幅が制限されることがあります。スロットル制限を設定することにより、ビジネスに不可欠なアプリケーションに利用できる専用の帯域幅を常に確保します。管理者は、スロットル制限を設定して、ビジネスに不可欠なそれらのアプリケーションを組織全体で、または特定グループの従業員がいつでも使用できるようにすることが可能です。

きめ細かなポリシーを適用

1,800を超えるアプリケーションにポリシーを適用することができます。集中管理ダッシュボードを使用して、ユーザの部署、役職、および時間帯に基づき、アプリケーションへのアクセスの許可、ブロック、または制限を迅速かつ簡単に選択することができます。WatchGuard Application Controlを使用すれば、管理者は、ユーザやグループごとに詳細なポリシーを適用して、組織のニーズに対応するために必要となる、きめ細かな制御を行えるようになります。

アプリケーションの使用状況を
完全に可視化

ネットワークで使用されているアプリケーションについて、最もよく使用されているアプリケーション、カテゴリ、ユーザ固有のデータなどの情報をリアルタイムで、または履歴として可視化することが可能です。また、ネットワーク全体を分析して、詳細なレポートを生成し、それらの情報を、コンプライアンスの実証、従業員からのニーズの評価、許容される使用ポリシーの絞り込み等に利用することができます。