2017/05/22

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」からハッカーの心理を探る

Guardians of the Galaxy
2017 年 5 月 22 日 編集部記事

今月初めに「Guardians of the Galaxy, Vol. 2(邦題は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」)が公開されて、大ヒットを記録しています。このシリーズで一番面白いのは、おそらくは、ユニークな登場人物でしょう。新しく公開された 2 作目には、1 作目からのメンバーだけでなく、新たな登場人物も加わりましたが、性格や能力はそれぞれに異なります。ウォッチガードの CTO である Corey Nachreiner が GeekWire の最新コラムで、この映画の登場人物と実際のブラックハットハッカーを比べながら、実社会で役立つヒントを紹介しています。

たとえば、Corey はピーター・クイル(スター・ロード)と悪名高い「スクリプトキディ(他人のスクリプトを悪用して興味本位で他人を攻撃するハッカー)」を比較しています。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」をまだご覧になっていない方は、できるだけ早くご覧になることをお勧めします。ピーター・クイルがスクリプトキディの精神、すなわち、いたずらな好きな若者が自分のハッキング技術を完璧なものにしようと努力する気持ちを体現している理由をすぐにご理解いただけるはずです。若きスター・ロードと現実世界のスクリプトキディは、いずれかの段階で、同じ問題に直面し、自分の技術を善悪に使うべきかどうかを悩むことになります。この記事の一部を抜粋して、以下にご紹介します。

「マンガや映画に登場するガーディアンたちは、善人たちです。まったくの善意ではなく、金銭目的ではあるにしても、善人であることに変わりありません。私自身は、この映画のガーディアンたちを、現実社会でネットワークをサイバー犯罪から守ろうと努力するホワイトハットに置き換えて考えてみました。それと同時に、マンガや映画の登場人物をブラックハットの犯罪者を比較することで、ハッキングの闇の部分を知ることができます」

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーズ」の登場人物と現実社会のハッカーを比較した Corey の解説記事の全文(英文)は、こちらからお読みいただけます。