2016/11/08

大統領選前日にクリントン氏とトランプ氏の Web サイトに小規模主 DDoS 攻撃が発生

IoT インターネット

2016 年 11 月 8 日 編集部記事

この 48 時間以内に、トランプ氏とクリントン氏の大統領選 Web サイトを標的にした 4 件の小規模 DDoS 攻撃が発生しました。これらの攻撃では、Dyn や KrebsOnSecurity に対する以前の DDoS 攻撃で使用された Mirai マルウェアで作成された、IoT デバイスのボットネットが使用されました。いずれの攻撃も 30 秒以内に終了し、Web サイトがダウンすることはありませんでした。オンラインセキュリティ企業である Flashpoint のブログによれば、これらの攻撃はいずれもアマチュアの異なるグループによるものである可能性が極めて高いということです。Mirai マルウェアは、ビデオカメラなどのインターネット接続機器の脆弱性を悪用します。Mirai マルウェアのソースコードが先月公開されたことから、一部の専門家は、現在はハッキングできる同じ IoT デバイスを何人ものハッカーが狙っている状況であり、攻撃の影響はそれ程大きくないとしています。

The Atlantic 誌の Web サイトに掲載された記事で、これらの DDoS 攻撃の詳細をご確認ください。大統領選に関連するハッキングについては、ウォッチガードの CTO、Corey Nachreiner のデイリーセキュリティバイト、または GeekWire に寄稿した最近の記事をお読みください。