2020/07/14

TikTok などの外国に拠点を置くアプリは危険なのか?

2020 年 7 月 14 日 編集部記事

プライバシーとセキュリティプラクティスに関する懸念の拡大で、昨今 TikTok が話題になっています。Frobes 誌の 2 部に渡る記事のうちの前半部で、ウォッチガードの CTO Corey Nachreiner は、なぜ TikTok のような外国に拠点を置くアプリが多くの人に不安を与えているのか、また実際には個人のプライバシーやセキュリティに関してどれほどのリスクをユーザに与えるのかについて説明しています。

Facebook に写真をアップロードする程度の単純な行動ひとつとっても、ユーザのメタデータをサーバに与える可能性はあり、アプリによっては名前、メールアドレス、生年月日などの情報をバックグラウンドで収集しています。これらの情報のほとんどはマーケティング目的で第 3 者に販売されますが、外国に拠点を置くアプリの場合、疑惑以上の明確な理由がほとんどないにも関わらず、国家安全保障の名目で、政府から過剰な調査を受けています。

その拠点が米国であれ外国であれ、すべてのソーシャルメディアアプリは個人のプライバシーとセキュリティにリスクをもたらすもので、本拠地の国籍だけを理由に特定のアプリに対して反対することは、本質的ではないと Corey は考えています。記事からの引用を以下に掲載します。

これらのリスクは外国に拠点を置くアプリだけに存在するものではありません。Facebook、Google など、多様なインターネットサービスプロバイダ(ISP)や電気通信会社はどれも同じように個人の特定が可能なデータをユーザから収集してマネタイズしています。事実、最悪なプライバシー侵害事件や問題の多くは、米国で起きています。筆者の考えでは、多くの米国企業が世界中の市民の情報を握っているにも拘らず、国外の企業がユーザ情報にアクセスできることに文句を言うのは本質を見誤っています。

たしかに TikTok のようなアプリを使用するリスクはありますが、現在多くの人がしているように、無数の米国企業に同様のデータを共有することにも、同じように多大なリスクがあります。ある特定の国籍のソーシャルメディア企業をやり玉にあげるのではなく、このような組織のプライバシーポリシーを常に監視し、個人情報を競売にかけさせないようにすることが必要です。意見が集まれば、企業にプライバシーとデータ管理のポリシーを向上させるよう圧力をかけることもできます。

こちらの 記事全文(英語)では、外国に拠点を置くアプリの個人のプライバシーとセキュリティリスクの詳細がご覧になれます。Forbes 誌上で次に掲載される予定の第 2 部にもご注目ください。最新のセキュリティニュースや分析、ベストプラクティスの情報を得るため、当ブログにもぜひご注目ください。

九州地方の豪雨災害へのお見舞いと対応について