2019/11/22

プリペイドサービスを提供する Edenred がマルウェア感染を認める

2019 年 11 月 22 日 Emil Hozan 著

Security Affairs の Pierluigi Paganini 氏による最初の報告によれば、企業向けプリペイドサービスを提供する Edenred という会社が、自社の複数のコンピュータがマルウェアに感染しているのを発見しました。Edenred は感染の発見後すぐに感染を封じ込め、影響を最小限にするための対策を開始し、関係機関や監督局にも連絡しました。

Edenred はペイメントサービスの代表的な企業であるため、この被害がどの位広がるかについては心配されるところですが、データの漏洩や侵害については言及されていません。この報告は今日(2019 年 11 月 22 日)の速報であるため、いずれは、詳細が明らかになるでしょう。金銭の取引が発生するサービスを提供する企業が自社のサービスの利用者のPII(個人識別可能情報)を持っていないはずはありません。当然ながら、Edenred のサービスを利用したことがある方は、このニュースの続報に注目し、情報の不正利用に十分に注意する必要があるでしょう。