2021/05/06

暗号通貨の価格上昇がサイバーセキュリティに与える影響

2021 年 5 月 6 日 編集部記事

この数か月で、暗号通貨の価格が劇的に上昇しました。暗号通貨市場の総額は史上初めて 2 兆ドルを超え、デジタル通貨最大規模のビットコインは 6 万 1,000 ドル以上という史上最高額を記録し、2021 年内だけで 100% 以上も上昇しています。暗号通貨の価格が上昇したことで、個人投資家や企業がクリプトジャッキングの標的として注目を増していますが、どの業界も対策を必要としています。例えば 2 月にはワシントン州の教育機関が、暗号通貨採掘を目的とした、悪意あるトラフィックによって引き起こされたクリプトジャッキング攻撃の波に襲われました。

ウォッチガードのシニアセキュリティアナリストである Marc Laliberte は、RSAC 365 の最新のブログ記事の中で、暗号通貨の価格上昇が引き起こすセキュリティリスクと、ウォッチガードの最新のインターネットセキュリティレポートが示す事実について解説しています。

「最新のインターネットセキュリティレポートの、エンドポイント脅威インテリジェンスによれば、2018-2019 年の低迷の後に価格は上昇傾向となり、2020 年には、クリプトマイナーマルウェアの検出は前年比で 25% も増加しました。この先数年で暗号通貨市場のサイクルは上昇、下降を繰り返しつつ、この傾向は続いていくものと予想します。

また重要なのが、市場が再び下落しても、クリプトマイナーは完全にはなくならないという点です。サイバー犯罪者は暗号通貨による不労所得を得るために、既存のボットネットにクリプトマイナーモジュールを追加し続けるでしょう。この脅威のほとんどはフィッシングメッセージから発生するため、リスクを減らす最も単純な方法は、一方的に送付されるリンクや添付ファイルを、最大限に疑ってかかることです。セキュリティパッチで Web ブラウザや拡張機能を最新の状態に保つことも忘れないでください」

クリプトジャッキングが与えるサイバーセキュリティへの影響については、こちらの記事(英文)をご覧ください。当ブログでは、最新の情報セキュリティニュース、分析、ベストプラクティスをご紹介していきます。

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