2025/09/18

 WatchGuard Firebox ikedプロセスにおける境界外書込み(Out of Bounds Write)の脆弱性

アドバイザリID WGSA-2025-00015
CVE CVE-2025-9242
Impact クリティカル(重大)
Status 解決済み
プロダクトファミリー Firebox
公開日 2025/9/17
更新日 2025/9/17
回避策あり TRUE
CVSSスコア 9.3
CVSSベクトル CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N
概要 WatchGuard Fireware OSのikedプロセスにおける境界外書込みの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が任意のコードを実行できる可能性があります。この脆弱性は、動的ゲートウェイピアで構成されたIKEv2を使用したモバイルユーザーVPN(MUVPN)とブランチオフィス VPN(BOVPN)の両方に影響します。
Fireboxが以前にIKEv2を使用したMUVPNまたは動的ゲートウェイピアへのIKEv2を使用したBOVPNで構成され、その後それらの構成が両方とも削除された場合でも、静的ゲートウェイピアへのBOVPNがまだ構成されている場合、そのFireboxは依然として脆弱である可能性があります。
影響 この脆弱性は、Fireware OS 11.10.2から11.12.4_Update1まで、12.0から12.11.3まで、および2025.1に影響します。
解決策
脆弱なバージョン 解決済みバージョン
2025.1 2025.1.1
12.x 12.11.4
12.5.x (T15 /T35モデル) 12.5.13
12.3.1 (FIPS認定リリース) 12.3.1_Update3 (B722811)
11.x サポート終了
クレジット btaol

アドバイザリ対象製品リスト

製品ファミリー 製品ブランチ 製品リスト
Firebox Fireware OS 12.5.x T15, T35
Firebox Fireware OS 12.x T20, T25, T40, T45, T55, T70, T80, T85, M270, M290, M370, M390, M470, M570, M590, M670, M690, M440, M4600, M4800, M5600, M5800, Firebox Cloud, Firebox NV5, FireboxV
Firebox Fireware OS 2025.1.x T115-W, T125, T125-W, T145, T145-W, T185
ウォッチガードは FirewareOSの脆弱性 CVE-2025-9242 に対応済みです。早急にアップデートをお願いいたします。(2025/9/17)