ウォッチガード、2025 年 SPARK Matrix の NDR 部門でリーダーに選出
2025 年 10 月 31 日 Stephen Helm 著
WatchGuard® は、QKS Group が発表した「2025 SPARK Matrix™: Network Detection & Response (NDR)」において「リーダー」に選出されました。これは、中規模企業や MSP 向けに、先進的で使いやすく、実効性の高いセキュリティを提供し続けている点が評価されたものです。
SPARK Matrix レポートは、世界の NDR 市場を詳細に分析し、各ベンダを「技術力と顧客へのインパクト」という観点で評価します。企業規模や売上を基準に順位付けする他のレポートとは異なり、QKS Group は「脅威をどれほど効果的に検知できるか」「実際の環境とどれくらい統合できるか」「セキュリティ成果をどれだけ測定可能な形で提供しているか」を重視しています。
この受賞はウォッチガードの強み、すなわち能力に基づくイノベーションを示すものです。ThreatSync NDR は、ハードウェアに縛られることなく、また導入が長期化することもなく、あらゆる規模の組織が大企業並みの検知力とレスポンスのアジリティを得られるように設計されています。
WatchGuard Technologies の最高製品責任者 Andrew Young は次のように述べています。
SPARK Matrix のリーダーに選ばれたことは、従来の NDR の煩雑さなしに、エンタープライズレベルのネットワーク検知とレスポンスを提供するという我々の取り組みを裏付けています。
クラウドネイティブかつ AI 駆動の設計により、ThreatSync NDR は中堅・中小企業に、高度な脅威(ランサムウェアやサプライチェーン攻撃など)を阻止するための可視性、スピード、保護を提供します。この受賞は、ウォッチガード が『機敏なセキュリティチームのための NDR』を再定義していることの証です。
迅速な価値提供、そしてハードウェア管理のコストと複雑さを削減する点が評価されました。
QKS Group がウォッチガードを評価したポイント
SPARK Matrix における当社のリーダー評価は、ThreatSync NDR が掲げる戦略、つまりエンタープライズ級の保護とクラウドネイティブな効率性・使いやすさの融合を裏付けています。ウォッチガードのアプローチは、スピード、シンプルさ、スケーラビリティを軸に、現代の IT チームにふさわしい NDR の姿を提示しています。 QKS Group は次のように述べています。
WatchGuard ThreatSync NDR は、複雑なセットアップを必要とせず、継続的なネットワーク監視によって異常やリスクの高い挙動を素早く発見可能にします
SPARK Matrix では、ThreatSync NDR の以下の特長が強調されています。
- クラウドネイティブ設計:ThreatSync NDR はクラウドのみで動作し、既存のネットワークのインフラストラクチャや Firebox アプライアンスを活用します。ハードウェアの追加は不要、複雑な導入プロセスもなし。ハイブリッド環境全体を素早く可視化できます。
- 完全なネットワーク可視性:東西南北すべてのトラフィックを可視化し、従来の境界型ツールでは見逃されがちだった水平移動や内部脅威を検知します。
- MSP と中堅企業に最適化:マルチテナント管理、集中ダッシュボード、自動化機能により、サービスプロバイダや中規模企業でも、大規模 SOC や重いインフラストラクチャなしに高性能な検知とレスポンスを実現できます。
- コンプライアンス対応を内蔵:CIS や NIST などのプリセットが用意されており、個別の調整や独自開発なしに規制対応を維持できます。
ThreatSync NDR が他と違う点
NDR 主導の DPI によってメタデータ(NetFlow/sFlow)を分析し、フローの挙動・デバイスパターン・通信量の異常を抽出、暗号化トラフィックのボトルネックを回避します。
- WatchGuard Firebox との緊密な統合。DPI はエッジで戦略的に活用し、暗号化トラフィックの内部解析は NDR で処理。
- 追加の物理センサーは不要。軽量な仮想エージェントを用いて、データセンタ、拠点、クラウド間の東西トラフィックをカバーします。
- ThreatSync MDR のログ取り込みが即時に可能。重い導入作業なし、設定も最小限。数週間ではなく数日で稼働可能。
- コンプライアンス対応のリスクスコア付きアラートと監査に適したレポートが共にポリシーエンジンに組み込まれており、環境が関連規制に準拠していることを確実にできます。
さらなる詳細はプレスリリース(英語)をお読みください。