2017/12/25

ウォッチガードの 2017 年第 3 四半期版インターネットセキュリティレポート

2017 年 12 月 25 日 編集部記事

ウォッチガードの脅威ラボは、世界中の数万もの稼働中の Firebox アプライアンスから収集された Firebox Feed データを詳しく分析し、中小規模企業(SMB)や分散型企業を標的とするサイバー犯罪で使われる最新のセキュリティ脅威に関するレポートを四半期ごとに発表しています。最新レポートでは、2017 年第 3 四半期のコンピュータおよびネットワークの上位の脅威の分析に加えて、スピアフィッシング攻撃に関する独自の研究プロジェクトなどの、あらゆる規模の企業の保護に役立つ防御戦略も紹介しています。

本レポートの主な内容を以下に記載します。

  • スクリプトを使う脅威がマルウェア全体の 68% を占めた
  • マルウェアのインスタンス数が大幅に増加した
  • Web ブラウザを標的にするクロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃が引き続き増加している
  • 従来型のウイルス対策ソリューションで検知されなかった新しいマルウェアの割合は 24% にとどまった(第 2 四半期の 47% から改善された)
  • 不審 HTML iframe が北米と海外の両方のどちらでも増加している
  • 認証システムを狙うハッキングが多く発生している

2017 年第 3 四半期の調査結果は、新たなマルウェアと攻撃方法が今後数ヶ月間も引き続き急拡大し、それによって、教育、多層型セキュリティ、高度脅威対策ソリューションの重要性がさらに大きくなることを予想させるものでした

ウォッチガードが四半期ごとに発表しているインターネットセキュリティレポートは、世界中で動作中の 30,000 の WatchGuard UTM アプライアンスから収集された、匿名化されたデータに基づいて作成されています。2017 年第 3 四半期に、これらのデバイスは 1,900 万以上のマルウェア亜種、160 万以上のネットワーク攻撃をブロックしました。

レポート全文(英文)をダウンロードする場合は、こちらをクリックしてください。
日本語版は近日公開いたします。