2018/02/27

Wi-Fi ホットスポットのセキュリティ対策を求められる SMB

Free Wifi check it
2018 年 2 月 27 日 編集部記事

Wi-Fi アクセスをお客様に提供している企業やモバイル環境が業務に不可欠な個人にとって、Wi-Fi 環境のセキュリティは切実な問題です。Wi-Fi ホットスポットは、現代社会のほとんどのビジネスにとって必要不可欠であり、ビジネスにとってのメリットは、単にお客様に接続環境を提供するだけに留まりません。SMB の場合は特に、お客様のユーザエクスペリエンス向上に役立つだけでなく、ホットスポットから貴重なマーケティングデータを得られるという大きなメリットがありますが、本当に安全な Wi-Fi 環境を提供することができなければ、大きなリスクを負うことにもなります。

公共 Wi-Fi ネットワークには誰でも簡単にアクセスして参加できるため、それを専門とするサイバー脅威のホストが存在するのは、誰もが知るところです。SMB がサイバーセキュリティ犯罪の標的となり、社内や顧客の機密性の高いデータが外部に流出してしまうと、その回復作業は多くの場合に極めて困難です。ウォッチガードの戦略提携担当ディレクタで Wi-Fi のエキスパートである Ryan Orsi が先日、SMB にとっての保護されない Wi-Fi ネットワークの危険性を特集した Inc. の記事で、この難しい問題について解説しました。この記事の中から、ほとんどの SMBが直面しているホットスポットの脅威の 1 つである中間者攻撃に言及している部分を抜粋し、以下に紹介します。

「一般的には、ネットワークスニッフィングだけでハッカーが自らの目的を達成するのは困難です。PII が必要とされる Web サイトやアプリケーションのほとんどは、コンピュータ同士の相互通信に使用するセキュアバージョンのコードである HTTPS を使って暗号化されています。
攻撃者は、中間者デバイス(基本的には不正 Wi-Fi ラジオ)を使用して、標的の Wi-Fi デバイスと Wi-Fi アクセスポイントの間に入り込むことで、HTTPS を迂回することができます。そして、送信されるデータパケットを傍受し、ソフトウェアツールを使用することで暗号化保護を HTTPS から除去して平文の機密情報にアクセスし、これらの不正行為をユーザに知られることなく実行します。」

と、ネットワークセキュリティアプライアンス/サービス会社である WatchGuard Technologies の戦略提携担当ディレクタ、Ryan Orsi は説明しています。

Wi-Fi ホットスポットによってもたらされる危険性と、これらの脅威に遭わないようにするためのいくつかのヒントを、Inc. の記事全文(英文)でお読みください。また、Wi-Fi 環境の保護とビジネス競争力を両立させるための 5 つ重要な機能も併せてご確認ください。