2025/05/14

ウォッチガード、計画的なCEOの交代を発表

2025年5月14日(水)

ウォッチガード、計画的なCEOの交代を発表

経験豊富なサイバーセキュリティのリーダーである
Vats Srivatsanを暫定CEOに任命、取締役会に参加

2025年5月14日(水)- 企業向け統合型サイバーセキュリティソリューション(ネットワークセキュリティ/セキュアWi-Fi/多要素認証/エンドポイントセキュリティ)のグローバルリーダーであるWatchGuard(R)Technologiesの日本法人、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長 谷口 忠彦、以下ウォッチガード)は、計画的なリーダーシップの移行を発表しました。10年にわたり影響力のあるリーダーシップを発揮してきた最高経営責任者(CEO)のPrakash Panjwani(プラカッシュ・パンジワニ)は、業務執行の役割から移行し、引き続き取締役会のメンバーおよび会社の戦略顧問を務めます。今後は、サイバーセキュリティ業界のベテランであり、Vector CapitalのオペレーティングパートナーでもあるVats Srivatsanが、2025年5月14日付で暫定CEOに就任し、数十年にわたるグローバルリーダーシップと専門知識を活かしてウォッチガードを牽引するとともに取締役会にも加わります。

取締役会が次期CEOの公募を行う中で、Vatsはウォッチガードの長年にわたる経営陣と協力しつつ、戦略的フォーカスを維持しながら業務の執行を推進していきます。同時に、MSP向けにサイバーセキュリティを簡素化するという同社の使命を推進し続けながら、プラットフォームの拡張、パートナーとのエンゲージメントの深化、そしてマネージドサービス、エンドポイントプロテクション、ハイブリッドネットワークセキュリティにわたるイノベーションの加速を図っていきます。

ウォッチガードの過半数オーナーであるVector Capitalの創業パートナー兼マネージングディレクターであるAlex Slusky(アレックス・スラスキー)氏は、プラカッシュの10年にわたる影響力を称え、以下のようにコメントしています。「過去10年間にわたるプラカッシュのリーダーシップは、ウォッチガードをサイバーセキュリティプラットフォームのリーディングカンパニーへと変革させる上で大きな役割を果たしました。また、彼のようなレガシーを残す指導者は稀であり、会社の戦略を形成するだけでなく、一貫して高い業績と卓越したオペレーションを実現しました。私たちは、彼が引き続き取締役を務めてくれることを嬉しく思うとともに、彼のビジョン、規律、そしてウォッチガードのパートナー、顧客、従業員に対する揺るぎないコミットメントに深く感謝しています。」

プラカッシュ・パンジワニは在職中、ウォッチガードの歴史上最も重要な成長と変革の時期の1つを導いてきました。彼は6つの戦略的買収を監督し、エンドポイントプロテクション、アイデンティティ、マネージド検知/レスポンスなど、同社の能力を拡張させました。CEOの在任中、ウォッチガードは年間経常収益を3倍以上に増やし、パートナーエコシステムを数千から数万に拡大しました。また、人材、文化、規模への持続的な投資を反映し、全従業員数も3倍に増加しました。

ウォッチガードのCEO、プラカッシュ・パンジワニは、次のように述べています。「ウォッチガードを率いることは、私のプロフェッショナルとしてのキャリアの中で最もやりがいのある経験でした。卓越した従業員や献身的なパートナーとともに、私たちは本当に特別なもの、つまり現実の世界に則した真のセキュリティを提供する会社を築き上げることができました。私たちが成し遂げてきた仕事に大きな誇りを感じるとともに、取締役会メンバーおよび戦略アドバイザーとしてチームをサポートし続けられることを喜ばしく思います。」

戦略的な暫定リーダー

30年以上にわたり、サイバーセキュリティ、クラウド、エンタープライズテクノロジーの成長、変革、イノベーションを牽引してきたVats Srivatsanは、ウォッチガードに適切なタイミングで適切な専門知識をもたらします。グローバルビジネスの拡大、プラットフォームの拡張、AIなど先端技術の活用における彼の実績は、ウォッチガードの長期戦略とパートナー第一のミッションに密接に関係していいます。

Vector CapitalのマネージングディレクターであるSandy Gill(サンディー・ジル)氏は、このように述べています。「Vatsは、戦略的思考、卓越した経営能力、業界に対する深い洞察力を兼ね備えた稀有な人物です。彼は、世界で最も尊敬されているテクノロジーおよびサイバーセキュリティ企業において、変革的な成長を主導してきた人物であり、私たちは、彼がウォッチガードのビジョンを実行し続ける手助けとなることを確信しています。ウォッチガードはベテランの経営陣に支えられ、イノベーション、プラットフォーム開発、パートナーイネーブルメントを最優先事項として、力強い勢いを維持する体制が整っています。」

Vatsは、業界で最も評価の高い企業のいくつかで、クラウドとセキュリティの大規模な変革を主導し、高成長事業を拡大し、先進技術を現実の価値に変換するプログラムを立ち上げてきました。直近では、SentinelOneにおいて、戦略的パートナーシップと運用の厳格化を通じて収益性の高い成長を加速させることに貢献しました。それ以前は、Palo Alto Networksをマルチプラットフォームのサイバーセキュリティリーダーへと成長させる上で中心的な役割を果たし、3年足らずで10社の買収を推進しました。それ以前は、Google Cloudのグローバルな商用エンジンの構築や、AIと機械学習の活用を支援するAdvanced Solutions Labの設立など、Google Cloudのビジネスを一から拡大することに尽力しました。

「ウォッチガードの暫定CEOおよび取締役として参加できることを光栄に思います。ウォッチガードのMSPに特化したプラットフォーム、強力な企業文化、そして深いチャネルパートナーシップは、世界中の企業を保護する上でユニークな位置付けにあると考えています。私は、サイバーセキュリティを簡素化し、すべての組織が利用できるようにするという使命を実行するために、ウォッチガードのチーム全体およびパートナーエコシステムと協力することを楽しみにしています」(Vats Srivatsan)。

揺るぎない戦略的フォーカス

ウォッチガードは、本質的なサイバーセキュリティサービスと、それを支えるグローバル規模のMSPコミュニティの交差点に戦略的に位置しています。MSP向けにシンプルなサイバーセキュリティを提供するというミッションを実現することで、継続的な成功を収める態勢を整えています。

明確な戦略、強力なリーダーシップチーム、活発なパートナーエコシステムにより、ウォッチガードは自信と勢いを持って次の章に突入します。会社が成長し、進化を続けても、フォーカスポイントは変わりません。すなわち、今日のMSPの現実的なニーズを満たす強力で実用的なサイバーセキュリティソリューションを提供し、明日のセキュリティ提供の未来を形作ることです。

Vats Srivatsan

【WatchGuard Technologiesについて】

WatchGuard(R)Technologies, Inc.は、統合型サイバーセキュリティにおけるグローバルリーダーです。ウォッチガードのUnified Security Platform(TM)(統合型セキュリティプラットフォーム)は、マネージドサービスプロバイダー向けに独自に設計されており、世界トップクラスのセキュリティを提供することで、ビジネスのスケールとスピード、および運用効率の向上に貢献しています。17,000社を超えるセキュリティのリセラーやサービスプロバイダと提携しており、25万社以上の顧客を保護しています。ウォッチガードの実績豊富な製品とサービスは、ネットワークセキュリティとインテリジェンス、高度なエンドポイント保護、多要素認証、セキュアWi-Fiで構成されています。これらの製品では、包括的なセキュリティ、ナレッジの共有、明快さと制御、運用の整合性、自動化という、セキュリティプラットフォームに不可欠な5つの要素を提供しています。同社はワシントン州シアトルに本社を置き、北米、欧州、アジア太平洋地域、ラテンアメリカにオフィスを構えています。日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、多彩なパートナーを通じて、国内で拡大する多様なセキュリティニーズに応えるソリューションを提供しています。詳細は https://www.watchguard.co.jp をご覧下さい。

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