2020/08/06

TikTok などの外国に拠点を置くアプリは危険なのか?(第 2 部)

2020 年 8 月 6 日 編集部記事

2020 年、SNS 大手の TikTok を巡る論争は勢いを増しています。今年 7 月、ウォッチガードの CTO Corey Nachreiner は、Forbes 誌の 2 部に渡る記事の前半で、TikTok のような、外国に拠点を置くアプリが与える、ユーザのプライバシーやセキュリティに関するリスクの実態について説明しています。今回発表された後半部では、国家のセキュリティのリスクについて語っています。

この記事は非常に時宜を得ており、国家の潜在的セキュリティリスクの最小化を目指して、TikTok や WeChat といった信頼できないアプリの米国アプリストアからの削除を推進する、新しい「クリーン・ネットワーク」運動をマイク・ポンペイオ米国務長官が発表したばかりです。Corey は、外国に拠点を置くアプリの禁止は本質的でないこと、また Facebook や Google や Apple といった米国テクノロジ企業の多くも同様のユーザデータを収集していることを指摘しています。記事の中では、その問題に対する 1 つの解決策を以下のように述べています。

私たちが取り組むべきことは、自分たちで管理可能なことです。つまり企業が国内でどのように振る舞い、運営するべきかを決めるということです。1 つの好例として、EU は一般データ保護規則(GDPR)によって市民のプライバシーを保護しています。EU は、米国政府が Facebook の全データにアクセスして、そのデータを EU 市民に対して使用する可能性を主張したわけではありません。むしろそのデータの保管場所とアクセスできる人間を管理するため、領域内で活動する企業に適用される法律や規制を作ったのです。もし違反の証拠が見つかれば、罰金や相応の影響を受ける可能性があります。

確たる証拠もなく TikTok など外国産アプリへの不信感を拡げるよりも、米国政府はより厳しい(GDPR のような)規制を設け、国外の企業が我々のデータをどのように使用できるかを統制すべきです

こちらの記事全文(英語)では、外国に拠点を置くアプリの個人のプライバシーとセキュリティリスクの詳細がご覧になれます。

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