2018/09/27

Wi-Fi でパフォーマンスとセキュリティの両立が遂に可能になる

WLAN WiFi Wi-Fi wifi
2018 年 9 月 27 日 Milena Babayev-Gurvits 著

世界中で 84 億台以上のデバイスが接続され、オープン Wi-Fi ネットワークが増加し続けていることを考えれば、公共 Wi-Fi への接続に多少の疑いを持つのは当然でしょう。だからと言って、接続する必要があるという事実が変わるわけではなく、あれば使ってしまうものでしょう。さらに、どのような規模であっても、ほとんどの企業や店が Wi-Fi を提供するようになりました。コーヒーショップ、展示会、駅といった、あらゆる業種の人が集まる場所は、以下に挙げる 6 つの既知の Wi-Fi の脅威カテゴリをハッカーが仕掛ける、格好の場所です。

無線デバイスがハッキングされると、DoS、個人データの流出、インフラストラクチャの大規模障害を始めとするさまざまな問題が発生し、いずれの場合も、時間的、費用的な不利益を企業が被ることになります。ハッカーはセキュリティチェーンの弱いリンクを探して標的にする傾向があり、簡単に入手できるツールを使い、オンラインのハウツー動画を見れば、簡単に Wi-Fi ネットワークをハッキングできます。経験の浅いハッカーであっても、Wi-Fi 経由で行き来するトラフィックを傍受して、利用者のスマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、ノート PC から貴重なデータを取得することができます。さらに問題なことに、マルウェアを仕込まれたために企業のネットワークが感染し、Wi-Fi 経由で認証情報を不正取得されてしまうと、多額の罰金が課せられ、修復に膨大な費用がかかる恐れがあります。

Wi-Fi 市場において、セキュリティよりもパフォーマンスを優先させる時代があまりにも長く続きましたが、そろそろこの現状を変える時が来たようです。市場での Wi-Fi セキュリティの定義があまりに曖昧である中で、この問題を解決する Wi-Fi ソリューションをどのように判断すればよいのでしょうか。

一体何から始めればよいのか、自問自答する方が多いと思います。

IT プロフェッショナルや企業の経営者の場合、自分の組織に影響する Wi-Fi セキュリティリスクの意識を高め、自ら先導して、セキュリティを考慮しながら Wi-Fi ネットワークを進化させていく必要があります。従業員、訪問者、顧客に対して Wi-Fi 経由のインターネットアクセスを提供する場合は、無線環境の 24 時間 365 日の安全性を確保し、同時に、スケーラビリティ、パフォーマンス、生産性を向上させて、会社にとって最高の ROI を達成できるようにすることが重要です。

この取り組みを社内のリソースで進めることを選択する企業もありますが、中小規模企業の多くは、自社の Wi-Fi を含む IT を信頼できるパートナーにアウトソーシングしています。いずれの場合も、信頼できる無線環境の構築を可能にするソリューションはもちろん、3 本の中核となる柱、すなわち、市場をリードするパフォーマンス、スケーラブルな管理、実績ある包括的セキュリティのそれぞれを提供できるフレームワークも必要です。信頼できる無線環境を構築する組織は、自社の事業運営に必要なパフォーマンスとスケーラビリティを実現し、同時に、今日の危険度の高い Wi-Fi 攻撃からの確実な保護も可能になります。

著名な独立系製品テストセンターである Miercom が最近、前代未聞とも言えるほどの大掛かりな一連のテストを実施して、アクセスポイントが音声、動画、データなどのリアルタイムアプリケーションの処理を、最も一般的な無線セキュリティ脅威を検知、対策と並行して実行した場合の有効性を測定しました。Mierci の新しい調査によると、ウォッチガードのクラウド管理型セキュア Wi-Fi ソリューションは、Wi-Fi 脅威の自動的な検知と対策が可能な、市場で唯一の製品です。これらの調査結果は、新しい独立系セキュリティ評価によって得られたもので、4 つの主要 Wi-Fi 製品を対象に、6 つの既知の Wi-Fi 脅威カテゴリでの対策の有効性が調査されました。

詳細は、https://www.watchguard.co.jp/solutions/secure-wifi を参照してください。